見事に完食をした廉。
あの量食べたのに、パフェ頼んでる…。


凄いな。
でもよく太らないな。


そういう体質なのかな?


私はそんなに量食べれないから羨ましい。私もあんなに食べれたらなぁ…。
人生損してる気分…。


さっきからチラチラ廉がこっちを見てる。
私が食べれないから、ピザ食べたいのかな?



『廉、さっきからずっとチラチラ見てるけど欲しいの?』



『いや、食べれないならしょーがないから食べてあげる。食えねーのか?お前少食だもんな(笑)ちょーだい。』


パクパクとどんどん平らげてる。
胃はブラックホールなんじゃないかってぐらい。



『ふぅ、美味しかった!!お腹いっぱいになったから眠くなってきちゃった笑』


『餓鬼か(笑)』



『子供じゃないもーーん。』



お会計は、払おうとしたら財布しまえって言われたから、大人しく奢られることにしました。



『廉!ありがとう!!ご馳走様!美味しかった!!』



『いーさや!!大人しく奢られとけっ』


優しくデコピンするあたり、やっぱり優しい。



廉は、どこまでも私より先に居て追いついていけない。


光と闇。
そう例えるのが1番合っているのだろう。


私は、廉の唯一無二の存在になりたい。


そして、私の過去を知ったら廉は、離れていくのだろうか。



それとも同情するのだろうか。



私は汚れている。




『廉。じゃあ、また来週ね!!』



『おう!また来週。いつもんところで待ち合わせで良いか?』



『うん!!いいよ!!』



今回は廉の地元の方に行ったから、帰りはバスで帰る。
家まで送るって言ってたけど
このあと、廉は用事が出来ちゃったみたいだから。




廉が車から降りてきて、バス停まで一緒に来てくれた。



『じゃあ、またな。気をつけて帰れよ。』


『うん!廉もね!気をつけてね!!』