『なんか、腹減らねぇ??』


『お腹空いた(笑)』


『何食いてぇ?』


『ピザ!!!!グラタン!!!』

ピザとかグラタンなんてそう滅多に食べれるもんじゃないし!!




『速攻かよ(笑)』


『あっ、でも私お金そんな持ってない。。』


『いーんだよ。金は気にすんな。
オムライス専門店なら色々あるし、ピザやグラタンもある。』



『ホントに!?そこがいい!!』



『まぁ、最初っからそこにするつもりだったけどな(笑)』


『そうなんだ。考えてくれてたんだね!!ありがとう。』


『ってか、もう着いた(笑)』


『はや(笑)』

 
着いた場所には、大きく"オムライス専門店"と書いてある。


でも凄く美味しそう。

店内に入ると、大きな鳥がありシャンデリアみたいなものがある。
証明は少し暗め。


ここめっちゃお洒落。


店員さんに場所を案内されると半個室状態な感じで、カーテンで仕切られている。
そして、そこには小さめだけどディスプレイがあって、トムとジュリーが流れていた。


『このカーテンで仕切られてるのお洒落だね!!』



『だろ。』



廉にメニュー表を渡される。
開くと前菜に唐揚げにスパゲッティ、オムライス、ピザ、ドリア、パフェ
色んなものがある。

値段もそんな高くない。



『え、どれしよう!!沢山ある〜迷う〜(笑)』


『ピザかグラタン系にするんじゃなかったのか?』


『でもどれも凄く美味しそうなんだもん〜。』


散々迷った挙句、結局ピザにしてしまった。
オムライス専門店なのにね…。


廉は、オムライスにしたみたい。


ってか、オムライスでか!!
量が多い。

…これ、完食出来るの?


『完食出来るよ。』


『あっ、…もしかしてまた口に出てた?』


『うん。思いっきり』


気をつけなきゃ…。