そう思ったら嫉妬心で頭がおかしくなりそうだ


「とりあえず、盗むのだけは辞めろ
廉さんには特に何も言わねーから」


「うん。わかった」


「とりあえず今日は煙草1本だけだぞ?無理に辞めようとするとストレスがかかりやすいらしいから、徐々にな」


そう言って優しい天祢くんは私に新しい煙草を渡そうとしてきた。


「いや、いい。我慢する。元々そんな好きで煙草吸ってたわけじゃないし」


「え?ならなんで吸ってたんだ?」


「ただなんとなく」


「なんとなく……ってなんだよ。」


あぁ。もううるさい。うるさい


「なんとなくは何となくだよ!」


「分かったよ。もうこれ以上なんも言わねーからそんなカリカリすんなって。」



「うん。」


そう言ってお互いに無言になって私はお茶を飲んでボーッとしていた。


それからどれくらいが経ったのだろう。
長いようで短い時間が過ぎ私達は家に帰ることにした



「天祢くん。さっきはイライラしてごめんね。いつも送迎ありがとう。」


「おう。いいよ。何か悩みとか色々あったら俺にでもいいし廉さんに言いなよ。
一人で解決しようだなんて思うなよ。お前はもう一人じゃない。」



「うん。ありがとう」

天祢くんは優しい
彼女作らないの勿体無いなって思うけど


彼女を作ってしまったら危ない目に合うかもしれないから、作らないって言ってたとき
本当に優しい人だなって思ったの