その日も、何も変わらない、青空が広がっていた。 「シュン!おはよう!」 そう言って近づいてくる、俺の幼馴染。 それでいて、俺の大切な人。 「おはよ、ミナミ。寝ぐせ、まだ残ってるぞ。」 「え、嘘!!最悪…。」 そんな、いつもと変わらない会話。 この日常が崩れるなんて、一体だれが想像できただろうか。