べんきょうのじかん


グイッ


「きゃあ!?」


ドサッ、、、


私は結衣くんに腕を引っ張られ、ベッドに倒れこんだ。



「え、、、?」



そして、目の前にはあの美しいお顔が、、、。


って、なんで?



「こんな若い女の先生頼むなんて、あいつ何考えてんだろうな?」


へ?



プチッ、プチッ、、、



「ちょっと!?」


ポカーンとしている間に、どんどん外されて行くシャツのボタン。



結衣くんはにやりとしながら慣れた手つきでボタンを外して行く。


「や、やめてよ!」


私は結衣くんの手を掴んで阻止しようとしたけど、片手はベッドに押さえつけられてるし、思ったより力が強くて結衣くんの手の動きは止まらない。



や、やだ、!!


ついにシャツは全開になり、キャミソールの上からブラのレースがはみ出しているのが丸見えに。


あまりの恥ずかしさにカァーッと顔が赤くなるのがわかった。


な、なんてこと、、、!



「変態!!」



私は離されている方の手で胸を隠し、足をジタバタさせた。



「暴れるな」


結衣くんは冷たくそう言って私のもう片方の手首も押さえつけ、私の股の間に両膝をついて開いた。

そうすることで私は思いっきり開脚した姿勢になってしまった。

ベッドの外から見るとパンツが丸見えだ、、、。



な、なんて格好させるのよ!?


これまで男性経験のなかった私はこうゆう状況に全く耐性が無く、どうしたらいいのか分からずついには悲しくなって涙が溢れてきた。



「先生すげぇエロい格好してるよ?」



「なっ、」



お前がやったんだろー!!


私は被害者なのに、まるで私が自分で脱ぎ出した痴女みたいな言い方!



チュ、チュッ、、、


「ひゃぁっ!」


な、なんか冷たいしこそばいっ!!


結衣くんは私の首に顔を埋め、唇を這わせてきた。



「や、やめ、、、っ」


あまりの衝撃に一気に動悸が激しくなり、声が震え始めた。



こ、怖いよ、、、。


ウルッ、、、


だんだん視界がぼやけてくる。

恐怖が一気に押し寄せてくる。



ペロッ


「ぁんっ、、、!」


な、なに今の声!?


結衣くんの唇は首から徐々に上に登っていき、耳をペロリと舐め上げた。


私は恐怖でいっぱいにも関わらず、今まで出したことのない変な声に自分でも驚いて目を見開いた。


ポロッ、、、


すると同時に溢れた涙が一滴流れた。



「先生、今の声どうしたの?、、、って、え?」



バチッと目があった。


その瞬間、結衣くんの目は大きく見開いた。



「なんで泣いてんの?」


結衣くんはびっくりした顔で、泣いている私を見下ろす。


「やめてよ、、、」


私は声を震わせながら小さな声で結衣くんの目を見て訴えた。


「、、、」


だけど結衣くんはビクとも動かず私を解放してくれない。

じっと私を見つめる。



「先生、処女なの?」



「えっ?」


な、なんてこと聞くのよ!?



私の泣き顔を見て少しは反省して離してくれると思ったら、今度はデリカシーのない質問をしてきたから思わず拍子抜けしてしまうと同時に、羞恥心がこみ上げてきてみるみるうちに顔が真っ赤になってしまった。