ピンポーン、、、
『はーい』
「あ、あの、家庭教師の篠田です、、、!」
『あー!はいはい、今いきまーす』
感じの良さそうな人でよかった、、、。
ガチャ、
『どうぞ入って〜、わざわざ来ていただいてありがとうねぇ』
「いえいえ!どんでもないです!おじゃまします、、、」
私は肩をあげて何度も小刻みに会釈しながら玄関に足を踏み入れた。
うわ、綺麗な人、、、
サラッサラッのストレートヘアーに真っ白な肌、ぱっちり二重の目にスラッとした細い手足。
本当にこれが高校生のお母さん?っていうくらい若々しい。
うちのお母さんとは全然違うわ、、、。
つい横になってスナック菓子食べながらテレビ見てるずんぐりむっくりした母親が浮かんでしまった、、、。
