自由に恋してなにが悪い



「えーと、Lクラスは…」




どこ?ここどこですか?





「もー無駄に広いってば」





「西園寺?」





「え?」





「こんなところで何してるんだ?」





「いや、Lクラス行こうと思ったら迷っちゃって…」





「ククッ、また迷ってるのか?今度はどこに行きたいんだ?」




「ちょ、笑わないでよ!」




「ごめんごめん笑で、どこに行きたいんだよ」





「Lクラス」




「Lクラス?」




「そう、専属執事見つけないといけなくて…」





「あーそうだったな、もう決めたのか?」




「ううん!全然!あ、そういえば名前聞いてなかったんだった…名前は?」




「俺の名前は『 財前湊音 』」




「財前くんかー!よろしくね!」




「みなとでいい」




「わかった!えと、私の名前は」




「知ってる、西園寺千紀だろ?」




「もー、自分で言いたかったのに」




「ごめんな笑」




「Lクラスまで連れて行ってくれたら許すよ」




「え、でも大丈夫なのか?」




「なにが?」




「だって、西園寺の家ってかなりの名家だったよな?」




「うん?それが?」




「や、だから、Lクラスなんかに行ったらみんなに言い寄られるんじゃないかって」




「え?!そうかな…でも、専属執事見つけるまであと3週間だし…」




「………」




「みなと?」




「じゃあ、俺がクラス全員のプロフィール持ってくるからそれ見て決めるのはどう?」




「いいの?!」




「あぁ」




「ありがとう!助かるよ〜」ニコッ




「お、おぅ」ドキッ




「じゃ、じゃあな、またあとで渡しに行く」




「うん!まってるね!」