「私が知らないとでも思った?」 彰くんと繭が毎日、一緒に帰っているのは知っていし。 今日もずっと、彰くんの傍にいた。 それに、彰くんが他の女の子と話していると、不安そうに彰くんを見ている繭。 「いや~...へへ...美雨には、わかっちゃうか~」 少し諦めたように、でもどこか嬉しそうに言った。 「好きなんでしょ?」 彰くんのこと。 「出逢って間もないけど、気付いたら...ね? 好きになってたの」 「そっか。告白は、しないの?」