「ねえ、ここ右じゃなくて左....だと思う」 根拠はないけど、そう思う。 「ここにいてもあれだし、美雨を信じて行ってみようっ」 繭の一言で、私の言った道を歩く。 確か、ここをまっすぐ歩くと.......。 「おっ、着いた! 美雨ちゃん、ここ来たことあるの?!」 目の前には、行きたかった神社。 「ううん、ない...よ」 「そうなの!? 地図も見ないで着いたから、知ってるのかと思った!」 和樹くんが驚いたように言うが、私もびっくりしている。