―――――――――― ―――――― ―――.... 「これって、右?左?」 「ここ右じゃないか?」 「感覚で行こうぜ!きっと、右だって!」 さっきから目的地の神社になかなか行けない私たち。 繭と彰くんが地図を見てくれているけど、辿り着くことができない。 しまいには、感覚でいこうぜなんて言っている和樹くん。 私は、ふと周りをぐるりと、見渡す。 あ、ここ.......