このまま思いを伝えないまま、高校を卒業していると思う。 「きっと、美雨の想いは届くよ。」 何かをわかっているように言う。 「そう、なればいいな...」 いつか....いつか、太陽に届くといいな。 好きって気持ちが。 愛おしい、と思うこの気持ちが。 太陽に伝えられたら、と―――。 私に気を遣ってくれたのか、それからは何も聞いてこなくなった雨男くん。 私には、その気遣いがどうしてか気まずさを表しているような気がした。 だから。 「ねえ?」 「どうしたの?」