「じゃあ、私、そろそろ行くね?」 「うん、また明日」 私は、繭にそう言ってから旧図書室に向かう。 旧図書室は、私たちが普段授業を受けている校舎とは、少し離れているところにある。 昔、使っていた図書室らしく、近い将来、旧図書室をなくして、新しい校舎に建てるらしい。 そして、私が旧図書室に行く理由は、本の整理をするため。 新学期が始まってすぐの頃、授業中に居眠りをしていたのが、先生にバレてしまった。 それから、バツとしてこの仕事をしている。