「う...み、美雨っ!!」 私の肩をガシッと両手で掴まれ、その勢いで太陽と視線が合う。 「.........っっ」 「美雨.....っ」 太陽は、下を一瞬だけ向き、何かを確信したような顔で言った。 「思い出した、のか?」 え? どうして、それを... 太陽は、やっぱり何か知ってるの? 知りたいシリタイ。 でも、知りたくない。