結構寝てた自覚はあるけど、そんなに寝てた? 倒れたのって、午前中だったよね...? そこで、やっと自分の睡眠不足に気付く。 「これからは、ちゃんと寝ろ」 心配だから、と最後に付け足して、言った太陽。 太陽を安心させたくて、もう大丈夫と微笑みながら言う。 「じゃあ、帰るか」 ベットから立ち上がって、私に手を差し伸べてくれる。 私は、それに掴みながら、ベットから降りた。 「あっ、私...。 教室に鞄、置いてきたまま」