「え?」 その声に私は、太陽に視線を向け、今度は聞こえる声で言った。 「なんで、雨男くんのふりを、したの?」 ちゃんと、話してほしい。 そう思うのに。 「なんのことだ?」 きみは、知らないふりをするんだ―――。 「太陽が、雨男くんなんでしょ?」 根拠は、ない。 これは、私の直感。賭けだ。 「俺が、雨男くんなわけないだろ?」 それに、雨男くんって誰なんだ?と笑いながら最後に言った。