「美雨?」 太陽に名前を呼ばれて、八ッと我に返る。 私....なんで太陽の腕を掴んでるの!? 太陽の腕から、バッと手を離す。 そして、もう一度 「美雨?」 と、とても優しい声色で私の名前を呼んだ。 意識をすると、名前を呼ばれただけなのに、胸がドキドキと鳴る。 胸があたたかくなって、いく。 だから、無意識のうちに。 「雨....男、くん」 太陽に聞こえたのかわからないくらい、小さな小さな声で彼の名前を呼んでしまった。