雨の日に傘をさして、きみにアイにくる。






チラリと隣の席を見る。太陽の姿はない。
でも、荷物は置いてあった。




どこに行ったんだろう?




そう思って、教室をキョロキョロしていると。




「美雨ちゃーんっ」




人懐っこい笑顔で私の傍に来た和樹くん。




「和樹くん、どうしたの?」




そう言えば、和樹くんとこうやって二人で話すのは、初めてだ。


いつも、繭や太陽が近くにいるから。




「今日、暇?」



「えーと....」




暇って言ったら、暇...だけど。
でも......