チラリと隣の席を見る。太陽の姿はない。 でも、荷物は置いてあった。 どこに行ったんだろう? そう思って、教室をキョロキョロしていると。 「美雨ちゃーんっ」 人懐っこい笑顔で私の傍に来た和樹くん。 「和樹くん、どうしたの?」 そう言えば、和樹くんとこうやって二人で話すのは、初めてだ。 いつも、繭や太陽が近くにいるから。 「今日、暇?」 「えーと....」 暇って言ったら、暇...だけど。 でも......