この

写真を見て

ますます

トモに

腹が立った



『アタシは

カヨの

代わりじゃね~んだよ!』



トモは

アタシと

カヨを

きっと

ダブらせて

見ていた

あの優しさも

あの笑顔も

アタシを通して

カヨを

見ていたんだ…

だから

アタシに

嫌われないような行動

アタシが

離れていかないように





カヨが

離れていかないように…







アタシの背中の傷も

きっと

カヨの

身体と思って

自分の手を使って

隠して

守ってるつもりだったんだ












トモは

アタシを

見ていなかったんだ…