あたし彼女



むかつく

頭にくる

切れそう

でも

それでも

少し

冷静に


『なんで?』


いまだに

アタシの顔を見ない

トモに聞く


『捨てれないんだ』

『だから何でよ!』


冷静さが

飛びそう


『もぉ

いないから…』

『は?』


意味

わかんない

ちゃんと

説明して


『何?いないって

死んだ系?』


少し

ジョーダンで

笑いながら言う

だけど

トモが


『…』


うなずく

マヂで?


『嘘でしょ?

超たちわるい

ジョーダンなんですけど』

『いや…

本となんだ

しかも…』

『しかも?』

『俺が殺した』


言葉が出ない

息もしずらい

意味が

わからない


『コイツ…

俺の事すげ~

好きだったんだ…』


トモが

泣きそうに

話し始めた