あたし彼女


アタシの

コップに

ココアを

入れる


『アキ

出来たよ』

『うん

でも…』


抱き合ってるだけじゃ

物足りない

もっと

もっと

ぬくもりを

感じたくなる

ごめん

アタシ

ココアは

後で

ちゃんと飲むから

今は

トモに

抱かれたい

だって

好きなんだもん


『トモ…

ベッドに』


トモが

黙って

アタシを

寝室に

連れてく

そして

ベッドに

倒れこむ

トモとのキス

アタシの

好きなキス

もっとして

さっきみたいに

軽いのじゃなく

でも

今まで

気にしていなかった

アレが

ふと

目につく