あたし彼女




産婦人科の病院の

向かいにある

大きな

建物から

取引先の

会社なのか

頭を下げて

外に出ようとした

トコロで

病院から

出てきた

アタシと

目が合った















トモだ














トモが

不思議そうな

顔で

アタシに

近づいてきた


『アキ?

何やってるの?

ここ病院でしょ?

しかも産婦人科の』

『・・・・・・』



言い分け

しようと思えば

出来たと思う

正直に

言っても

良かったと思う

だけど

何も

答えれなかった

何を

言っていいのか

わからなかった


『アキ

もしかして…』