だけど

お互い

つけている

ブレスレットが

まだ

幸いに

感じる

ベッドで

寝ている

トモの

横に行く


『…トモ』

『疲れてるから』


アタシに

背中を

向ける

トモ

向かれた

背中の間に

壁が

あるみたいに

近づけない

涙が出る

鼻をすする


『泣いてるの?』


トモが

話しかけてくれた


『・・・』


でも

何も答えれない


『泣きたいのは

俺の方だよ

信じてもらって

なかったんだもん』


トモは

こっちを

見向きも

しないで

アタシに

話した



アタシは

トモに

深い

こころの傷を

負わせたみたい

信じてた

だけど

勝手に

疑った

勝手に

疑って

トモを

傷つけた



『信じてるよ…』

『本当に

信じてるなら

あんな事言わないよ』


涙が

止まらない

ごめん

ごめんね

ごめんなさい


本とに

ごめんなさい