寝ても

覚めても

カヨばかり

寝坊癖な君の

寝顔が

横にいない

あるのは

これ私用って

買った

ピンクの枕

珍しく

女の子チックな

物を買って

からかったね

だって

女の子だもん

って

君の笑顔は

凄く

幸せそうに見えた

だって

俺も

幸せだったから



ベッドに置いとけば

いつでも

使えるって

置いた次の日

君は

いなくなってしまったね

結局



使えなかったね

捨てられないよ

モノトーンに

囲まれた

ただ

一つの

ピンクの枕




どうして

俺だけいるの?