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あの時誰もが一度は「あれ、今なんの時間だっけ?」と思ったはずだ。

数時間の式中であれだけのフリーダム要素をぶっ込んで来ればこの反応になるのも無理はない。



「ま、まあ。制服の件は置いといて……。これで7つの証言が揃ったね」

「あ、あぁ」



誰もが思い出さないようにと話題をそそくさと変えて行く。

そんな状況についていけないのは美咲一人。



「なら、仕切り直して」



カタ……カタ、カタッ



何が動く音がする。

スマホやパソコンではない何か。…例えるならネジ巻き式のオモチャみたいな音。



カタッ、カタ……カタカタ



その場にいた全員が武器になりそうなものを手に取り辺りを警戒する。

先程まで至って変わらない穏やかな空気だったはずなのに、バラバラと崩れ落ちていく。



「え。何ナニ?ついに壊れたか、ここ!」

「会議室にしては、古いし、狭いもんね……」



呑気に話す日菜と優樹菜とは裏腹に何処か不安げな美咲は心配そうに辺りを見渡す。