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言葉とは裏腹にワクワクという感情を感じ取る拓真はため息をつく。



どっちかというと、楽しんでんだろ。



「ねぇねぇネェ!拓真、行ってみようよー」

「は?行くわけないだろ」

「……意気地なし」



小さなその声に反応する。

プライドが高いわけではないが、自分を否定されていい気分になる者はいない。



「……怖がりのオマエに言われたくないですー」

「こ、怖がりじゃない!!!」

「強がると余計怪しいぞ」



兄弟げんかのようなやり取り。

しかし先に拗ねたのは日菜だった。

頬を膨らませ、早歩きで校舎の方へ進み出す。



「おい、どこ行くんだよ」

「別にぃ。意気地なしの拓真はココに残っとけばぁー」