気まぐれ王子の溺愛







「な、なにかな?一条君、神川君」




連れてこられた場所は屋上。


そしてダメ元で優等生スマイルをしてみる。




「猫かぶんなくていいよ?もう俺ら知ってるんだから」




そんな優等生スマイルに
殺人級の神々しいスマイルを
重ねてくる一条。



心の中で舌打ちをして開き直る。





「…で?こんなとこまで連れてきて何の用?」





てゆーか、なんで一条のやつ
こんなに笑ってるわけ?


たまに見かけるコイツは
こんなに笑う印象はない。



むしろ無表情のことが多いし
まるで別人のようだ。