「なんで俺の名前知ってんの?」
「そりゃぁクラスメイトでしょ?」
驚いたのは、名前知っていた事だけじゃない。
俺の存在を知っているということは、俺が、危ない奴という事も知っているのだろう。
それなのに彼女は、こんなにも笑顔した事に、驚きを隠せない。
俺はとっさに気になっていた事に質問した。
「なんでここにいるの?」
「ん〜授業はつまらないからかなぁー眠たいしねー」
「そっか」
話す事に詰まったとき彼女言い出した。
「あのさ!次の授業、私出る事にしよっかなぁ〜だから一緒に出よ?」
いきなりの事でビックリしたが
俺にノーと言う返事はなかった。
「いいよ」
「じゃっ。行こっか!」
