「じゃあ昼休み、もうそろ終わりそうだから、俺、教室戻るわ、
君は、どうする?」
「私は、…いいかな…
なんか、眠くて…」
「うん。分かった。」
ちょっと残念だな…とか、思ったとき、彼女がいきなり、
「また、帰るとき一緒に帰ろ…
ダメ?かな?」
可愛い。
それしかなかった。
「分かった。迎えに来るわ」
「うん!」
彼女は、また、にっこり笑うんだ。
そして、俺からも、笑みがこぼれるんだ。
彼女の笑顔は、魔法の様だ。
そう思いながら、保健室を出た。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…