花に美少年


「わ、私、高校生とか無理だから」

「なら卒業するまで待つよ」

「待つって、そもそも年下とか興味ないし」

「それは今までの話でしょう?」

「え?」

「食わず嫌いは良くないよ?」

「・・・っ」

こんなにもドキドキするのは、あまりにストレートに口説かれたからで、目の前の男のせいではなくて、意識なんて絶対にしてないから。

「めいちゃん?」

「・・・年上に興味があるなら、他の人を当たった方が」

「年上に興味があるわけじゃないよ」

「でも、」

「めいちゃんに興味がある」

逸らせない。
熱を帯びたその瞳から視線を逸らせないせいで、きっと全部見られた。動揺した目も、一瞬高揚した顔も。

「だから、めいちゃんは好きなだけ甘えていいよ?」

「な、何言って、」

「めいちゃんが嫌がることは絶対しないし、無理矢理襲ったりもしない。めいちゃんが困っている間は、何日でもここに居ていい。もし俺が一緒に居ることが不安なら、夜は俺が出て行くし」