たうたうはよく掃除の時間や給食の当番の時に逃走する。
そしてサボる。

そんな時先生はいつも私を呼ぶ。

「たうたうの飼い主〜」
って

そしたら私に言う内容は決まっている。

「ゴメンやけど優貴探してきてー」

「おっけー」

「探したら教室連れてきてなー」

「はいはい」

「よろしくー」

いつも私がお願いされる。

「なんでいつも花なん?」

「1番仲いいやろ。」

「それだけかいっ」

「あと1番扱いになれてるやろ?」

「当たり前やん‼ 飼い主やもん。」

「ってことでよろしく~」

たうたうのおかげでいつも掃除は私もサボれた。


たうたうを見つけると私は
「飼い主さんが迎えに来ましたよー」
と言う。

「いつからお前は俺の飼い主やねん」

「いつの間にか飼い主になっててん」

「よー受け入れたな」

「よゆーで受け入れれるから」

「さすが!」

「やろー!!はい!行くよー」

「あーだるー」
と言いながらちゃんと戻る。
そういう所は素直でいいなって思ったりもしてる。
教室に着くと私は

「はい!よく出来ました。」
といい髪の毛をわしゃわしゃする。

すると
「やめろ‼あほ」
と言ってから本気でデコピンされる。
ほんと女子にも容赦ないなーって思う。

まぁそんな所もふまえて私は好き。