小悪魔な彼


「もしかしてー…図星?」


右の眉をぴくりと上げて私を見つめる。


その表情だけで顔が熱くなる。


「…なわけないだろ!?」


―ドンッ!!


私は力ずくで小森くんを押した。

息が上がる。
震える指をギュッと握った。


「いってぇー…」


小森くんは押された勢いでベッドの角に足をぶつけたらしい。


「えっ…!うそ…大丈夫!?」