小悪魔な彼



私は反射的に目をギュッと瞑った。


―あ…れ?


ゆっくりと片目を開けると


「どこに行ってたんですか?」


ボソッといつもより低い声がする。
しかも私の耳に小森くんの唇が当たりそうな距離で。


「…えっ…」


私は掠れ声しか出せなくて
ただ耳に神経が向く。


体全体がみるみる熱くなってるのがわかる。


てかこの状況はなんなの!?