小悪魔な彼



優にはこんな笑顔じゃなかったのに…


ってなに嫉妬してんだ私!!


「じゃ…じゃあまた明日…」


そう言って小森くんの横を通りすぎようとすると…


―パシッ


「…へっ?」


小森くんが私の手首を掴んでいた。


ゆっくりと顔を上げると


そこには使用人じゃなくて
ただの小森爽太という一人の男の子…ううん,違う。


男の人の顔があった。