杉山くんと別れたあと, 私はさっそくゆかりちゃんにメールをうった。 『話したいことがあります。この前のカフェに来て下さい。』 ゆかりちゃんから呼び出されたときと同じ文体を作ってしまったことに,心なしか引け目を感じたけれど 私は迷うことなく送信した。 ふと空を見上げると,さっきまで晴れていた空に雲が集っている。 ―天気予報と違くない? そんな疑問を抱きながら,私はカフェへと足を向けた。 でも,この天気のように 予想もしない事態が私を待っているなんて… この時は知るはずもなかった。