「あのー…」


「はいっ!」


先程の少年と結局家まで帰ることになった私。


まぁほぼよっちゃんによる無理矢理だが。


そしたらよっちゃんがいきなり呟いたんだ。


「面白いことになりそうだな」
って……


何も面白かねーだろ!!


「あーの…どうして家に使用人として来るようになったんですか?まだ若そうなのに…。」


ちょっと失礼な質問だが聞いてみる。


「あ,実は小笠原さんのお宅には昔からお世話になってまして…」


「お世話に…?家が!?」


「はい。親が知り合いでして…」


嘘だろ?こんな少年知らないぞ?