「えっ…? 小森くんの両親て,事故で亡くなったんじゃ……」 「そう聞いてた?」 杉山は伏せた目を私へと合わせた。 「うん。」と頷く私。 「そっか…俺も最初そう思ってたんだけどさ。 あいつの家,父親が体弱かったせいで母親が働いてて。 だから,けっこう家計苦しかったみたいなんだ。 それで…爽太たちを親戚の家に預けたあとに…ね。」 知らなかった。 小森くん…言いたくなかったのかな? 貧乏らしいことは知ってたけど まさか両親が自殺だなんて……