小悪魔な彼



「…悪い?」


「ううんっ。全然っ♪」


「は!?」


「俺,ぶりっこが一番嫌いなんだよね。無意味な上目遣いとか猫なで声とかさ?」


そう言いながら
杉山くんは私に一歩近づく。


「だから,小笠原さんみたいなサバサバした感じの子のほうが好みなんだよね♪ 」


「そりゃどーも。」


私は一歩下がる。


でも意外だな。
こういう人って全然ぶりっこが好きだと思ってた。