「あら!可憐お嬢様!ダメですよ,お掃除なんかしちゃ。」


いやいや,普通に掃除はするでしょーが。


「大丈夫だって!逆に葉山さん達にやらせてるなんて悪すぎですから。」


葉山さんとは家に長年いるお手伝いさんで


笑うと目尻に皺ができてとっても癒されるおばあちゃん。


「そ…そんな…可憐お嬢様はほんとに何て良い子なんでしょう…
うぅ…」


「ちょっ!泣くなって!!」


葉山さんは感動したらしくオイオイと泣き出した。


全くここで泣いてどーする。