母さんの…こと…?
零:「もちろん。そのためにここに来たんだ」
葵:「でも、まだ確かじゃないんだ。それでもいい?」
零:「ああ」
葵:「あなたのおかあさんの名前は由花(ゆいか)って言ってね、ここの村の中で一番偉い人の執事だったの。でも、いつのまにか姿が見えなくなったんだ。そのあとは知らないの…。燐が貴方の満月の夜の姿と似た姿をした人がね冥界で見たらしいの。でも髪の色が違うからはっきりとはわからないけど…」
え…?死んでる?冥界って死んだ世界のことだよね…
葵:「あ、まだ確実じゃないから」
零:「ありがと。調べてくれたんだろ?またわかったことあったら教えてくれ…」
零:「なあ、葵。どれくらいで俺治る?」
葵:「え…絶対安静でも一週間はかかるよ?」
零:「そう…なのか…」
聖:「焦らなくてもいいんだから、とりあえず体なおそ?」
零:「…そうだな」
星:「退屈しないように毎日誰かは来るから、安心してね!」
零:「うん。ありがと」

