零:「星は具現化って感じじゃないよね?」
星:「うん。……力の話はまた今度でいい?実際に見た方が早いから。」
零:「いいよ。見た方がわかりやすそう。」
星:「…ほかに話すことあったかな…」
零:「ねえ。一ついい?」
星:「うん」
零:「この山広すぎない?俺この山登る前に地図見たんだけどここまで大きくなかったんだけど…」
星:「それは空間を操れる人がいてねその人の影響なの。その空間に入るには特別なものがいるから人間は入ってこないよ」
零:「それって妖力のこと?」
星:「そ。…あ、噂したらいたよ。空間操れる人が。」
⁇:「星。こんな夜遅くにどこ行ってたの?あと後ろの半獣の子は?」
星:「一気に質問しないでよ。えーっと一つ目はいつもでしょ?んで二つ目は…ごめん何零だっけ。」
零:「俺は碧棋零です。詳しいこと話します?」
聖:「私は聖(ひじり)。よろしくね。話してくれる?」
聖:「なるほど…ごめん。あなたの種族見たことないわ」
星:「え、聖でもわからないのか。」
聖:「ん…杏なら知ってるかも。」
零:「あんずって?」
聖:「本好きで読んだ本はほぼ全て記憶してる子。」
零:「それって能力?」
星:「んーま、それにちかいかな」
零:「聖って妖怪?」
星:「妖怪というより霊かな。」
零:「…………」
色々な人がいるんだ…

