「おはよう~」
瑠くんはもうクラスの中心にいる…
なのに私は…
「……」
1人だ…、
移動教室だ…
「瑠く……」
行っちゃった…。
一人で行こう…
「ねぇねぇ。佐野 美奈ちゃんだよね?」
「へっ?あ、うんっ…」
「かっわいいねぇ~!入学式のとき校門のところに立ってたでしょ?あの…なんだっけ?なんとか坂って人と!」
「あっ、うん…」
「あの時じつは見てたんだ!あの子可愛いなって。移動教室だし、一緒に行こうよ!」
「へっ?いいの?私なんか…」
「そんな、なんかだなんて言わないの!可愛いんだから!」
って髪の毛をわしゃわしゃしてくる李里(イサト)ちゃん
コンピュータ室についてからも李里ちゃんは一緒にいてくれた
「友達できたんだ!奇跡だな」
頭にポンと乗った瑠くんの手。
「奇跡じゃないでしょ!もう!」
「名前なんだっけ?」
「李里です!橘 李里!」
「なんでお前に言われなきゃ」
食い気味で
「美奈たんは可愛いんだから!!」
「こいつの?どこがよ笑笑まぁいいけど良かったな」
二人の間でオドオドしてた私に急に話が回ってきて
「はへっ!?」
「なんちゅう声だしてんだよ」
「なになに今の!可愛い!」
「ごめんなさい…」
「なんで謝るの?いいんだよ謝んなくて!さっ!授業授業~!」
「うんっ…」
私の初めての瑠くん以外の友達。
いじめられたりはしなかったけど…((瑠くんがいたから…))
友達はいなかった。
正直、瑠くんがいればいらないって思ってたし、瑠くんよりも仲良くなれる友達なんて絶対にいないもん!
瑠くんはもうクラスの中心にいる…
なのに私は…
「……」
1人だ…、
移動教室だ…
「瑠く……」
行っちゃった…。
一人で行こう…
「ねぇねぇ。佐野 美奈ちゃんだよね?」
「へっ?あ、うんっ…」
「かっわいいねぇ~!入学式のとき校門のところに立ってたでしょ?あの…なんだっけ?なんとか坂って人と!」
「あっ、うん…」
「あの時じつは見てたんだ!あの子可愛いなって。移動教室だし、一緒に行こうよ!」
「へっ?いいの?私なんか…」
「そんな、なんかだなんて言わないの!可愛いんだから!」
って髪の毛をわしゃわしゃしてくる李里(イサト)ちゃん
コンピュータ室についてからも李里ちゃんは一緒にいてくれた
「友達できたんだ!奇跡だな」
頭にポンと乗った瑠くんの手。
「奇跡じゃないでしょ!もう!」
「名前なんだっけ?」
「李里です!橘 李里!」
「なんでお前に言われなきゃ」
食い気味で
「美奈たんは可愛いんだから!!」
「こいつの?どこがよ笑笑まぁいいけど良かったな」
二人の間でオドオドしてた私に急に話が回ってきて
「はへっ!?」
「なんちゅう声だしてんだよ」
「なになに今の!可愛い!」
「ごめんなさい…」
「なんで謝るの?いいんだよ謝んなくて!さっ!授業授業~!」
「うんっ…」
私の初めての瑠くん以外の友達。
いじめられたりはしなかったけど…((瑠くんがいたから…))
友達はいなかった。
正直、瑠くんがいればいらないって思ってたし、瑠くんよりも仲良くなれる友達なんて絶対にいないもん!