「世界、No.1なんだ………。」
え………?
私は口をあんぐり開ける。
…どうでも良すぎて。
しょうもなっ!!
そんな事で皆目ぇ伏せてたの?!
もっと重大な事かと思ったわ!!!!!!
「ほら、びっくりしてるだろ。
どうせこいつも他の女と一緒なんだよ。」
あ、
「女嫌いが喋った。」
はっ、と口をつぐんだ頃にはもう出遅れ。
「あ"ぁ?」
「「「(((^^;)(((^^;)(((^^;)」」」
女嫌いが殺気を放っている。
全くもって怖くないがな。
自意識過剰以外の三名はすでに顔が青い。
「わー、こわーい。
殺気こわいよー。殺さないでー。」
演技力の無さww
これには全員驚いているが知ったこっちゃない。
「これで自己紹介はすんだでしょ。
早く作業に戻らせて。」
できるだけ丁寧な口調で言った。
気を抜くと口から出るのは罵詈雑言しかないしな。
「おい。」
と自意識過剰。
もうほんと何なんだよ。
「お前、それ。」
自意識過剰が指をさしたのは小説の原稿用紙。
わぁお。
その問題が残っていた。



