冴先輩は階段を数段登ってドームの上についている窓を開いた。 「うわぁぁ!!」 開いた1部分からは、星、星、星。 たくさんの星が輝いていた。 「あはっ、今更かなぁ?屋上に入ってきた時点で見たでしょ?空。」 「あ、いえ。私、空なんて見てなくて…すっごく綺麗です!」 私は反射的に答えて冴先輩をみつめた。 冴先輩はにこりとわらって、 「これ、なんだと思う?」 と、7つの星をさした。 星座…?