「…ん…」 うっすらと目を開ける。 あれ、私寝ちゃってた…? 喉乾い… 時間は!? ベットから滑り落ちて床に転がる目覚まし時計を見ると、もう6時半だった。 えっ…どんだけ寝てたの、私… 今日は午前中で帰ってきたのに…。 そう思いながらも軽くメイクをととのえてミネラルウォーターを1口飲む。 あ、もう出なくちゃ。 ローファーを履いて誰もいない家を出た。