私は屋上から出ていった先輩を見送り、今更教室に戻ってももう誰も居まいと考えてそのまま家に帰った。 「本当に行って大丈夫かなぁ…」 不安に思いながらも大好きなアーモンドチョコを口に運んだ。 「…美味しい。」 ホロりととけるチョコレートに噛み砕いたアーモンドが絡まって私の大好きな味になる。 そのままベットに寝転がり、まだ中学の友達しか登録されてないメッセージアプリを眺めていた。