その子供は少し歩きながらも真剣な表情でプレゼント選びを付き合ってくれているようだった。 渡す相手はその子よりも年齢はかなり上だが、きっと同じような物が好きだろう。 シノミヤも何気なく見ていたところで、目に留まる物があった。 「あ、これは?お兄ちゃん」 その子供が胸に抱えていたのはお手頃サイズの豚人形。 パペットマペットというのだろうか、手をいれて遊ぶ代物だった。子供が好きそうな物だが、確かにこっちの方が似合うかもしれない。