そんなある日私は、伊藤茉央ちゃんっていう同じ部活だった子と打ち解けて仲良くなった。
なんとその子は壱清くんといつも一緒にいる女の子。次の日私は茉央ちゃんとお昼休みを過ごしていると、壱清くんとその友達の水田くん(下の名前何だっけ?)が来た。
「うぃっす、その子だれ?」
先に口を開いたのは水田くん。
「一ノ瀬沙羅ちゃん。8/3生まれで、趣味がめっちゃ合って仲良くなったんだよね~」
さすが茉央ちゃん丁寧な説明ありがとう(ペコリ)
でも、そこで誕生日いるかなぁ
「そっか、よろしく」
ああ、やっぱり壱清くん神ボイス!最高!
やっと恋愛の神様が、振り向いてくれた!!
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲その日私は家に帰っても幸せで、妄想を膨らませて、1人でドキドキしていた。その時
「ピンポーン」
チャイムがなった。
「お母さん、だれ~?」
「壱清くんだって。あなたの友達?」
え?…えええええ?!壱清くんが、私の家に?!あの壱清くんが?!
「おい、今日お前ん家泊まらして」
え?今なんて?
「すみません、もう一度…」
「だから、今日お前ん家泊まらしてって言ってんの。
お前ん家一番近かったから」
「何で私の家知ってるの」
「茉央に聞いた」
ああ…なるほど…
「どうぞ」
私の部屋に壱清くんが。あわわわわ
「どこで寝る?」
「は?なに言ってんの?俺客なんだからベットだろ」
「えっ!私は?」
「子のぐらいの大きさのベットなら、二人で寝れるだろww
なに?照れてんのww」
「いえ…」
「そっ、もう寝よう」