｢大丈夫よぉ！着替えはちょっと大きいかもしれないけど雅也のをかりればいいわ。あ、あとくれぐれも変なことはしないように伝えておくから。｣








｢で、ではお言葉に甘えて…｣








｢うふっ！可愛い！綺月ちゃんのこと気に入ったわ！｣








｢それはとても光栄です！｣








｢そうだ…綺月ちゃん、熱の時に悪いんだけど…
雅也にはまだ綺月ちゃんが知らない大きな問題というか秘密を抱えてる。
雅也が後々話すと思うけど…
もし、その話を聞いて逃げるなら、話を聞いてすぐに別れを告げてあげてほしい。
でも、もし支えると決めたなら、全力で雅也を支えてほしい。
私は逃げたからと言ってあなたを責めるつもりはないわ。｣








｢その秘密がどんなものかはまだ知りませんが…出来るだけ雅也くんをささえて行きたいと思います。｣








｢そう。その言葉がきけて嬉しいわ。…あ、そうだ。えーっと…この服なら着れそうね。はい、これに着替えてっ！｣








｢はい。ありがとうございます。｣








｢じゃ、私はこれで。またね~！｣








いい人だな~
雅也くんのお母さん。