「こんなブスが私だって?ふざけるな!」
って言われて…
お母さんはその場にあったカッターで私の太ももの付け根の下を切ったの…
そして、私はなぜか分からないけど、隣のおばさんの家に向かって歩いていた。
流れ出る血を必死に抑えて足を引きずりながら。
おばさんの家に着くと、おばさんは救急車を呼んでくれて、なんとか間に合って私は死なずにすんだ。
少し遅れていたら大量出血で死んでいたかもしれないらしい。
それから、お母さんは逮捕されて私は…翔真の家に住んでたの。
高校生になる時、私は、翔真のお母さんとかの協力で今のアパートで一人暮らしを始めたの。
私は血が怖くて慣れるまでは大変だったけど、今は大丈夫になった。。。
…でもカッターは、カッターの恐怖だけは消えなくて、、、
美術の実技はしたことないの。。。
この話で、私のこと、嫌いになった?
こんな体中傷だらけの女、嫌でしょ?」


