陽子は、ベッドに寝転がって考えていた。



このまま許してもらえなかったらどうしよう・・・?



ママもパパも今は自分たちの事で手一杯みたいだし。



「・・・大丈夫だよ」



そっと、お腹をなでて呟く。



―――何があっても、私が守ってあげるからね。



その時――――。



コンコン。



ノックの音と共にドアが開いた。